DemonsEye ゲーム・インストールと起動用 バッチファイル
2020.02.23 部分更新
一例として、起動用HDデータ用HD、2台体制で構築を進めます。例としてWindows 98のDOSを普通にAドライブ起動としています。
起動するようにDOSをシステム転送したHDイメージファイルをDOS-W98.HDIとします。(名前部分はご自由に)
フォーマットまででシステムを転送していないデータ用HDイメージファイルをDATA-HD.HDIとします。(名前部分はご自由に)
今回はゲーム起動用BATファイルをBドライブに置いていますので、OSの起動Aドライブを入れ替えても
ゲーム起動の設定しなおしはしなくてすみます。


Windowsのエクスプローラを使っている場合は、
(Windows 10 では、コントロールパネル内のエクスプローラーのオプション-表示タブで)
(Windows 8.1 以前では、コントロールパネル内のフォルダオプション-表示タブで)
登録されている拡張子は表示しないのチェックは無しの状態にしておいてください。

Windows上に適当に作業用のフォルダSGを作成(作業SaGyouの2文字の頭文字にしただけです、ご自由に)
SG内に、フォルダDOSBAT-FILEGAME-FILDE1DE2DE3TOOLの7つのフォルダを作成。
(DOS以外はご自由に、半角の英数字の名前にした方がトラブルが無いです)
(別名にした場合はBATファイルの記述を変更しないと動きません)
DOSではフォルダ(正式にはディレクトリ)、ファイルの名前部分の文字数は半角換算で8字までの制限があります。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1)
DE1フォルダ内にゲームDemon's Eyeの圧縮ファイルを展開(解凍)します。
DE2フォルダ内にゲームDemon's EyeⅡの圧縮ファイルを展開(解凍)します。
(だけDE2フォルダの中に同名のDE2フォルダが作られます)
DE3フォルダ内にゲームDemon's EyeⅢの圧縮ファイルを展開(解凍)します。

DE1フォルダ内に出来たファイルのREADME.TXTQ&A.TXTの拡張子をDOCに変更し、README.DOCQ&A.DOCにします。
(HDINST.BATを使用しないでインストールのための対応。本来の方法ではインストール時にDOCに変更されるファイル)
(ゲームクリア後に表示される作者のコメントとゲーム起動時にあるQ&Aです、拡張子TXTだと読み込まれないため)


2)
DE1DE3フォルダを、GAME-FILの中に移動します。
DE2フォルダの中に有るDE2フォルダを、GAME-FILフォルダの中に移動します。

3)
DOSフォルダ内にWindows(MS-DOSの場合はDOSフォルダ等)から抽出したDOSファイルを全て入れます。

4)
新規にメモ帳(orテキストエディタ)でゲーム起動用のBATファイルをゲームの数だけ作ります。
今回はDE1,DE2,DE3にゲームファイルが有ると言う設定で
ファイル名、D1.BATD2.BATD3.BAT、(すべて半角文字)の3ファイル作ります。
(他の名でもかまいません、キー入力が少なく判りやすい名であれば。
 例、ファイル名DE1.BATはOKですがDE2.BAT/DE3.BATはゲームディレクトリ内に同名のDE2.EXE/DE3.EXEファイルが有るので不可)

作ったBATファイルBAT-FILEフォルダの中に保存します。
内容を書いた後、保存するときファイルの種類の欄は「全てのファイル」にして、ファイル名を付け保存します。
D1.TXTになったり、D1.BAT.TXTの様になってはNGです)

D1.BATの記述内容以下4行(すべて半角文字、半角スペース)
@ECHO OFF
B:
CD \GAME-FIL\DE1
HD


D2.BATの記述内容以下4行(すべて半角文字、半角スペース)
@ECHO OFF
B:
CD \GAME-FIL\DE2
HD


D3.BATの記述内容以下4行(すべて半角文字、半角スペース)
@ECHO OFF
B:
CD \GAME-FIL\DE3
HD

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
5)
新規にメモ帳(orテキストエディタ)でCONFIG.SYS名のファイルを作ります。
記述内容以下3行(すべて半角文字、半角スペース)
FILES=20
BUFFERS = 10
DEVICE=A:\DOS\HIMEM.SYS /TESTMEM:OFF
DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE /UMB
DOS = HIGH,UMB
SHELL=A:\COMMAND.COM A:\ /P

とりあえずSGフォルダ内に、上のゲーム起動用BATファイルと同方法で保存します。

6)
新規にメモ帳(orテキストエディタ)でAUTOEXEC.BAT名のファイルを作ります。
(PATH行のコロンとセミコロンを間違えないように)
記述内容以下3行(すべて半角文字、半角スペース)
@ECHO OFF
PROMPT $P$G
PATH A:\;A:\DOS;A:\TOOL;B:\BAT-FILE

とりあえずSGフォルダ内に、上のゲーム起動用BATファイルと同方法で保存します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
7)
DiskExplorerDOS-W98.HDIを開き右側の枠内に
先ほどSGフォルダに保存した
CONFIG.SYSを貼り付けます。
AUTOEXEC.BATを貼り付けます。
TOOLフォルダを貼り付けます。(ゲームでは使用しません、ファイル管理ソフト等を入れるのに使ってください)
DOSフォルダを貼り付けます。
                             ↓MS-DOS6.2を使用した場合
 
DiskExplorerを終了します。

必須ではないですがWindowsのDOSの場合「BOOTLOG.PRV」「BOOTLOG.TXT」は要らないので削除した後、
MSDOS.SYS」の中身を次の4行に書き換えれば次回からは作成されなくなります、また起動時Windowsのロゴも表示されません。
[Options]
Logo=0
BootGUI=0
DisableLog=1


8)
DiskExplorerでDATA-HD.HDIを開き右側の枠内に
SGフォルダの中に有るBAT-FILEフォルダを貼り付けます。
SGフォルダの中に有るGAMET-FILフォルダを貼り付けます。
DiskExplorerを終了します。
 

9)
エミュレータのHDD1に、DOS-W98.HDIのイメージファイルを取り込みます。
エミュレータのHDD2に、DATA-HD.HDIのイメージファイルを取り込みます。

エミュレータを起動、起動したら、
D1と入力しEnterキー
でDemons EyeⅠが起動、同様にD2、D3でそのゲームが起動します。

ゲームを終了し他のゲームをしたい場合、同じゲームをまたしたい場合も
D□(□はゲームの数字)の2文字を入力しEnterキー押すだけで起動します。



**************************************************************************************************************************